カーリースは初期費用やランニングコストを抑えて自家用車のように利用できるのがメリット。
ですが契約する上では審査を通過する必要があり、人によっては落ちてしまうこともあります。
一体どんな理由で審査に通過できないのでしょう。

カーリースに審査は不可欠なもの

カーリースでは毎月の支払いが不可欠なため、安定した支払い能力が利用者には求められます。
それを判断するのが審査であり、誰でも簡単にすぐ契約できるわけではありません。
原則的にどの会社でも、審査に通過する必要があると言えるでしょう。

必要な条件を満たしていなかった

審査に落ちてしまった理由としてまず考えられるのが、必要な条件を満たしていなかったということです。
たとえば多くのカーリース会社では利用者を二十歳以上と定めています。
未成年の場合はそもそも車の運転ができないので借りることができませんが、それ以外にも社会的信用性などを踏まえて二十歳未満とは契約しないという会社が少なくありません。
また絶対とは限りませんが、会社勤めなど安定した収入がない場合にも条件を満たせないことがあります。

信用情報などの内容が悪かった

信用情報とは、個人の現在の借金の情報や、返済状況、過去のローンなどに関する履歴が記録されているものです。
日本ではいくつかの信用情報機関がこれを管理しており、金融機関や信販会社などの間で共有されています。
カーリースの審査でもこれが利用されることが多く、多額の借金を抱えている人や、支払いの延滞をしている人過去に自己破産などをした記録が残っている場合には、審査に落ちてしまう可能性は高いと言えるでしょう。

まとめ:問題が無いか事前に確認しておくのもポイント

いわゆるブラックと呼ばれるように、自己破産などの金融事故を起こしている人は、審査に通る可能性は低くなります。
また借金の状態によっても審査結果は異なるため、自身で信用情報機関に紹介するなど、事前に確かめておくのもおすすめです。

カーリースでボーナス払いをなしにすることはできる?その場合のデメリットは?

毎月一定の額を支払いながら自動車を自家用車のように使えるカーリースでは、ローンのようにボーナス払いを設定することもできます。
しかしこのボーナス払いをなしで契約することはできるのでしょうか。
またなしにした場合のデメリットにはどのようなものがあるのでしょう。

ローンと同様にボーナス払いがあることが多い

ボーナス払いはローンなどでも一般的ですよね。
カーリースも長期間の支払いになるため、ボーナスのようの収入が多いタイミングで多めの支払いをすることで、月々の支払い額を抑えられるなどのメリットがあります。

ボーナス払いをなしにできる契約もある

カーリースでもローンと同様にボーナス払いが設定されていることは多いですが、必須というわけではありません。
昔と違って今は会社の給料体系も多様ですし、個人事業主の数も増えているため、必ずしもボーナスがもらえる人ばかりではないためです。
こうした理由もあり、もともとリース会社にとっても必須ではないので、ボーナス払いを設定しない支払方法も選択はできることが多いです。
ボーナスが無いという人や、せっかくのボーナスは他のものに使いたいという人はそれを選んでみるのも良いでしょう。

ボーナス払いをなくした場合のデメリットは?

ただし、ボーナス払いを無くした場合のデメリットもあります。
単純なところで言えば、やはり大きいのが毎月の支払い額でしょう。
カーリースの料金は車体価格を基本として、メンテナンス料や税金分などが計算されるので、車体価格によっては総額でかなりの支払いとなります。
そこでボーナスを計算できればそのぶん月額を抑えることができますが、そうした多めの支払いが間に挟まれないとすれば、その分は毎月の支払いに上乗せされます。
結果として月額が負担になってしまう可能性もあります。

まとめ:自身の収入状況などにあわせて決めましょう

ボーナス払いを有りにするか、なしにするかにはそれぞれにメリット・デメリットがあるため、どちらが絶対的にお得ということはありません。
毎月の支払いを楽にするか、それとも負担を分散してそのぶんボーナス払いを楽にするか、考え方は人によるでしょう。
自分に合った方法を見つけてください。